藍ちゃん、不動女史、が帰国しました。
　
　しのぶちゃんはルーキーとして２人とも言ってみれば、日本女子のトップ、目立った活躍のないままの帰国であります。

　一方の男子も丸山は以前復調せず、話題になったコンパクトスイングも雑誌の紙面を飾ることも少なくなってきております。国内の賞金王レースで先行する片山もう～～ん？なにか違うのであります。

　体力でしょうか？
　藍ちゃん、丸山とも向こうのプロと一緒にいるときのいやが上にも引き立ってしまう小兵さ。力を抜いて３００Yの人間と歯を食いしばって３００Yの人間が競えば、長期的には必ず非力なものが負けると思います。

　しかしであります。ニクラウスやタイガーがあり得なくても、樋口久子や岡本綾子が日本にはおります。メジャーを取り賞金王を取った日本人がいるのであります。残念ながら二人とも女性ではありますが、私ガバチョは、ジャンボや片山でなく樋口さん、岡本さんのサインが欲しいのであります。

　オーストラリアにいた頃のこと、仲良くなったセルビアからの移民の男性とこんな話をしたことがありました。
　「日本での仕事どうだ？」
なんと答えたかはっきりとは覚えていませんが「ボチボチでんなあ。」といった内容であったと思います。そのボチボチをどう取ったか、彼は
　「日本人なら、こっちでいくらでも仕事あるぞ、おれが世話できる仕事だってある。」
といってくれるのでありました。続いて
　「こっちにこないか。」
と誘ってくれるのでありました。　
　
　貧弱な英語力と今まで聞いたことのないセルビアなまりの英語のために正確には聞き取れませんでしたが、彼の祖国はずいぶんひどい状態のようであります。移住はしたものの今の生活にも満足していないようで、これからずっといるかどうか分からないとのことでありました。
　彼がゴルフを始めたら、ずいぶん強いゴルファーになると確信したのであります。